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病理診断科


日本病理学会登録施設として全ての臓器の病理組織診断および細胞診を行う

主任部長 瀧本 壽郎

診療科の紹介

病理診断科は患者さんと対面で接する機会の少ない科ですが、内科系や外科系の多くの科とともに病気の診断や治療方針の決定に関わっています。病理組織診断は患者さんから採取された組織(臓器の一部など)を顕微鏡で観察し病気の診断を行っています。また、その病気に効く薬剤の選択にも関与しています。病理診断は数日かかりますが、がんの疑いがあるも確定に至らなかった場合には、手術中に特殊な技法を用いて10分程度の時間で診断する迅速病理診断も行っています。術中迅速診断はがんの手術でがんの取り残しの無いように切除部(断端)にがんが無いことの確認にも行われています。
病理組織診断とならんで重要な病理検査に細胞診があります。組織診断に較べ細胞診は侵襲が低く、お腹に貯まった水分や尿など組織診断が困難な対象にも検査が可能です。
不幸にして亡くなられた患者さんに対して診断や治療の評価をする病理解剖も当科で行っています。

診療実績(2023年)

 組織診断:4,833件(術中迅速診断:216件含む)
 細胞診 :4,692件