呼吸器内科
Department of Respiratory Medicine
呼吸器疾患の患者様に「春日部市立医療センターだからこそ」と感じていただける治療を。
主任部長 木曽原 朗
主任部長 木曽原 朗
診療科の紹介
当科では、肺や気管支を主とした呼吸器疾患の診断・治療を行っています。呼吸器疾患は腫瘍(がん)、感染症、アレルギー・免疫系疾患など、対象となる疾患領域が幅広く、当科では急性期~慢性期まで、分け隔てなく診療を行っております。当科では、各種検査(血液、画像、細菌、肺機能、気管支鏡等)を用いて確定診断を行い、生活の質(Quality of Life)や年齢を配慮しながら、国内外の各種ガイドラインに沿った治療方針を提案しています。また、当科では診療科内だけでなく、呼吸器外科医、放射線治療医、病理医とも緊密に連携し、患者さんそれぞれに最適な医療が提供できるように努力しています。呼吸器疾患は、残念ながら適切な治療を行っても病状の改善が乏しいことも少なくありません。そのため、病状に応じて、緩和ケア内科医、精神科医、緩和ケア認定看護師や緩和薬物療法認定薬剤師とも連携を取りながら、緩和治療や対症療法を行っております。(なお、当院では喀血に対する気管支動脈塞栓術(BAE)は行っておりません。)診療面では、2024年の外来患者数は8,376例、入院患者数は852例であり、気管支鏡検査は387例(うちEBUS-TBNA 78例)に行いました。当科の最大の特徴は、近年増加傾向にある肺がんの診療を主軸としている点です。超音波気管支鏡や仮想気管支鏡ナビゲーション、Cアーム透視台を用いることで、末梢肺病変や縦隔肺門病変に対して診断精度の高い気管支鏡検査が可能となっています。その他、全国規模の希少肺がんの遺伝子スクリーニングネットワークであるLC-SCRUMにも参加し、最新の化学療法、分子標的治療、免疫療法を積極的に行っております(2023年度のDPC対象病院における「肺の悪性腫瘍」の治療実績合計件数は全国8位)。
なお、呼吸器内科はスタッフ全員が非喫煙者であり、当院は日本呼吸器学会、日本呼吸器内視鏡学会、
日本臨床腫瘍学会、日本内科学会の教育施設に指定されています。
なお、呼吸器内科はスタッフ全員が非喫煙者であり、当院は日本呼吸器学会、日本呼吸器内視鏡学会、
日本臨床腫瘍学会、日本内科学会の教育施設に指定されています。
取扱う主な疾患
肺・縦隔腫瘍、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、感染症(気管支炎、肺炎、胸膜炎、抗酸菌
症、肺真菌症)、間質性肺疾患、睡眠時無呼吸症候群、気胸、職業性肺疾患。
症、肺真菌症)、間質性肺疾患、睡眠時無呼吸症候群、気胸、職業性肺疾患。
スタッフ紹介
診療科責任者
内科主任部長 (呼吸器内科) [ホームページ] |
木曽原 朗 |
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スタッフ
内科部長 (呼吸器内科) |
佐藤 良博 |
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内科部長 (呼吸器内科) |
黒澤 隆行 |
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内科医長 (呼吸器内科) |
内村 圭吾 |
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