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令和元年度 学校運営評価


本校では、教育機関としての機能の維持・向上を目的とし、学生から信頼され魅力ある学校づくりにつなげることを目標に、教職員による「学校評価」、学生による「授業(講義・実習)評価」、教員による「授業(講義・実習)評価」、「学生満足度調査(卒業時)」、「保護者満足度調査」を実施しております。今回は、令和元年度の結果を報告いたします。

1)学校評価;8領域(42項目)  5段階評価

《考察》
例年通り、8領域(42項目)を5段階の評価基準で評価しました。その結果の全体平均は3.97でした。8領域すべて3.5以上と全体的にバランスは整っているといえます。昨年度、8領域中、最も低い数値であった《Ⅷ.広報・地域活動》は、0.39の増加が見られました。具体的取り組みとしては、教科外活動として学生ボランティアの実施、学校便り(双葉便り)の地区自治会長との連携による地域回覧板での供覧、学校パンフレットの新規作成、学校行事の春日部市広報への掲載、春日部女子高等学校の総合カリキュラム(講師)、社会福祉協議会主催「家事サービス協力会員養成研修」への講師派遣、春日部市シティセールス課担当の「春日部市内施設めぐり」(一般市民30名)受け入れを実施しました。

2)学生による授業(講義・実習)評価

1)授業(講義)の学生評価;15項目 5段階評価
   (1)学生の講義への取り組み(4項目)
   (2)講義の進め方(7項目)
   (3)講義内容(3項目)
   (4)学生の達成度(1項目)
2)授業(実習)の学生評価;10項目 5段階評価
   (1)学生の実習への取り組み(3項目)
   (2)実習内容・方法(2項目)
   (3)教員・指導者の関わりおよび環境(3項目)
   (4)学生の達成度(2項目)

《考察》
授業(講義)の学生評価については、従来の評価表を用いて、基礎科目から統合分野まで、すべての
授業(講義)において、学生による評価を実施しました。外部講師には、授業評価の実施について承諾をとり、前回の授業評価結果を初講時にお渡しし、今回の講義に参考とし役立てていただけるようにしました。評価結果から、すべての講義において4.0以上と大きな偏りはありません。また、すべての看護領域の実習においても4.0以上となっており、学生の満足度は高いと考えます。

3)教員による授業(講義・実習)自己評価

1)授業(講義)の教員自己評価;20項目 5段階評価
   (1)講義準備(8項目)
   (2)講義の実施(10項目)
   (3)教員の満足度(2項目)
2)授業(実習)の教員自己評価;10項目 5段階評価
   (1)実習指導準備(3項目)
   (2)指導内容・方法(4項目)
   (3)実習調整・連携(2項目)
   (4)教員の満足度(1項目)

《考察》
授業(講義・実習)の教員自己評価については、専任教員が担当する全科目において評価を実施しました。授業(講義)の教員自己評価の結果は、すべての講義において4.0程度(専門分野Ⅱ=3.99)と大きな偏りはありません。各専任教員が担当する授業計画・評価については、教務会議にて意見交換をし共通認識を図るとともに、授業参観・リフレクションを推進しました。また、授業(実習)の教員自己評価の結果は、すべての実習において4.0程度(専門分野Ⅰ=3.98)と大きな偏りはありません。学生による授業評価に比べ教員による授業自己評価は全体的に評価が低めですが、教員自身が客観的に自己の教育活動を振返る姿勢を忘れず評価結果を次の教育活動に活かしていきたいと考えております。

3)学生満足度調査(卒業時) ;15項目 5段階評価

   (1)学校生活の満足度(1項目)
   (2)他者への勧め(1項目)
   (3)卒業時に身につけてほしい能力(5項目)
   (4)教育内容の満足度(8項目)

《考察》
3年生(14期生)の卒業直前に、アンケート調査を実施しました。回収率は100%でした。卒業生の
本校に対する満足度は、平均4.13となっており、《学生生活の満足度》4.06《教育内容の満足度》4.18と高値でした。卒業時に身につけてほしい5つの能力においても、平均4.21とほぼ達成している状況と考えられます。最後の自由記載欄には、「進路相談、国家試験対策を親身にサポートしてくれ、心強かった」「社会人としてのマナーや接遇をしっかり学ぶことができた」「国家試験対策・就職活動をもっと早期から強化して欲しい」「今後も、学生の主体性を強化できるようにしてほしい」などの意見が寄せられました。今後の学校運営において役立てていきたいと考えています。

5.保護者満足度調査;7項目 5段階評価

   (1)学校生活の満足度(1項目)
   (2)他者への勧め(1項目)
   (3)学生とのコミュニケーション(1項目)
   (4)教育内容の満足度(4項目)

《考察》
調査表は学生経由で保護者にお渡しし、封書厳封の上、再び学生経由で回収させていただきました。回収率は62.3%でした。保護者の《学生生活の満足度》4.6、《教育内容の満足度》4項目(講義・臨地実習・教科外活動・進路指導)とも4.0以上と高値でした。
  最後の自由記載欄には、「充実した学校生活を送っており安心している」「専門的な教育であり、より一層の教育方法の工夫をお願いしたい」「施設設備の老朽化、教育環境の整備をお願いしたい」「時に厳しく優しさをもった看護師教育をお願いしたい」などの意見が寄せられました。今後も、保護者のご意見や満足度を参考にしながら、学校運営に役立てていきたいと考えております。

今後の課題

本校の今後の課題は、①優秀な人材確保のための入試改革、②来年度からの学校評価委員会の具体的な運営、③令和4年度からのカリキュラム改正にむけた具体的な準備、④地域に根ざした学校運営の継続があげられます。具体的には、推薦・一般入試の入試方法の改革、学校評価の外部公表の継続(ホームページや双葉便りなど広報活動の更なる工夫)、カリキュラム改正プロジェクトチームの発足などがあげられます。
学校評価については、「学校教育法」にて専修学校および各種学校の準用が規定されており、「専修学校における学校評価ガイドライン」において、自己点検・自己評価およびその結果公表について、平成14年に義務化されました。
今後も、学校運営評価の考察から、組織的・継続的な改善方策の策定や実施に努めていきたいと考え
ております。