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令和2年度 学校運営評価


本校では、教育機関としての機能の維持・向上を目的とし、学生から信頼され魅力ある学校づくりにつなげることを目標に、教職員による「学校評価」、学生による「授業(講義・実習)評価」、教員による「授業(講義・実習)評価」、「学生満足度調査(卒業時)」、「保護者満足度調査」を実施しております。今回は、令和2年度の結果を報告いたします。

1)学校評価;8領域(42項目)  5段階評価

《考察》
例年通り、8領域(42項目)を5段階の評価基準で評価しました。その結果の全体平均は4.38(昨年度比較+0.41)でした。8領域すべて4.0以上と全体的にバランスは整っているといえます。昨年度、8領域中、最も低い数値であった《Ⅵ.施設設備》は、0.69の増加が見られました。具体的取り組みとしては、屋上外壁防水塗装、春日部市公共施設マネジメント計画会議への参加および働きかけ、新型コロナウイルス感染拡大防止にむけた対応(換気のため網戸の設置、非接触性体温計の購入、飛まつ防止シートの設置等)、駐輪場の人感センサーライトの設置などを実施しました。

2)学生による授業(講義・実習)評価

1)授業(講義)の学生評価;15項目 5段階評価
   (1)学生の講義への取り組み(4項目)
   (2)講義の進め方(7項目)
   (3)講義内容(3項目)
   (4)学生の達成度(1項目)
2)授業(実習)の学生評価;10項目 5段階評価
   (1)学生の実習への取り組み(3項目)
   (2)実習内容・方法(2項目)
   (3)教員・指導者の関わりおよび環境(3項目)
   (4)学生の達成度(2項目)

《考察》
授業(講義)の学生評価については、従来の評価表を用いて、基礎科目から統合分野まで、すべての授業(講義)において、学生による評価を実施しました。外部講師には、授業評価の実施について承諾をとり、前回の授業評価結果を初講時にお渡しし、今回の講義に参考とし役立てていただけるようにしました。評価結果から、すべての講義において4.0以上と大きな偏りはありません。また、すべての看護領域の実習においても4.0以上となっており、学生の満足度は高いと考えます。

3)教員による授業(講義・実習)自己評価

1)授業(講義)の教員自己評価;20項目 5段階評価
   (1)講義準備(8項目)
   (2)講義の実施(10項目)
   (3)教員の満足度(2項目)
2)授業(実習)の教員自己評価;10項目 5段階評価
   (1)実習指導準備(3項目)
   (2)指導内容・方法(4項目)
   (3)実習調整・連携(2項目)
   (4)教員の満足度(1項目)

《考察》
教員による授業(講義・実習)の自己評価については、専任教員が担当する全科目において評価を実施しました。評価結果は、すべて授業において3.8以上と大きな偏りはありません。専任教員が担当する授業計画・評価については、講義・実習とも、教務会議にて意見交換を実施し、教員間の共通認識を図るとともに、講義では、授業参観・リフレクションを推進しました。
教員による授業(講義・実習)自己評価は、学生による授業(講義・実習)評価に比べ、全体的に評価が低めとなっています。今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で、例年通りの教育活動ができず、昨年度の評価を活かせず、評価の低下につながったと考えられます。しかし、今後も、教員自身が客観的に自己の教育活動を振返る姿勢を忘れず、真摯に教育活動を実践し、次年度の課題を明らかにしていきたいと考えております。

3)学生満足度調査(卒業時) ;15項目 5段階評価

   (1)学校生活の満足度(1項目)
   (2)他者への勧め(1項目)
   (3)卒業時に身につけてほしい能力(5項目)
   (4)教育内容の満足度(8項目)

《考察》
 3年生(15期生)の卒業直前に、アンケート調査を実施しました。回収率は91.7%でした。卒業生の本校での学生生活の満足度は4.22、教育内容の満足度は4.43と高値でした。卒業時に身につけてほしい5つの能力においても、平均4.33とほぼ達成している状況と考えられます。
  最後の自由記載欄には、「この学校を卒業できてとても誇りに思う」「多くの学びが得られとても満足している」などの意見のほか、施設設備に対する意見が寄せられました。施設の老朽化に対しては定期的・計画的な修繕や春日部市公共施設マネジメント計画会議への参加および働きかけ、また、教材教具に関しても、今まで通り、計画的な購入・修繕を実施していきます。

5.保護者満足度調査;7項目 5段階評価

   (1)学校生活の満足度(1項目)
   (2)他者への勧め(1項目)
   (3)学生とのコミュニケーション(1項目)
   (4)教育内容の満足度(4項目)

《考察》
調査表は学生経由で保護者にお渡しし、封書厳封の上、再び学生経由で回収させていただきました。回収率は89.6%でした。保護者の《学生生活の満足度》4.3、《教育内容の満足度》4項目(講義・臨地実習・教科外活動・進路指導)の平均は3.83と高値でした。
 最後の自由記載欄には、「楽しそうで充実した日々を送っており安心している」「コロナ禍でも家庭学習メインの学校生活にならず良かった」などのほか「コロナ禍で実習が普段通りできなく、レポート課題も多く心配している」「社会人としてのマナーをきちんと教育してほしい」などの意見が寄せられました。また、施設設備や教育方法(オンライン授業の増加希望)に対する意見もありました。今後も、新型コロナウイルス感染症の状況把握に努めるとともに、関係各所と連携を図り、保護者のご意見や満足度を参考にしながら、学校運営に役立てていきたいと考えます。

今後の課題

本校の今後の課題は、①ICT導入に向けた準備(必要機材の整備・教職員の学習等)、②令和4年度からのカリキュラム改正にむけた最終準備・整備、③地域に根ざした学校運営の継続があげられます。具体的には、教職員のICTに向けた学習会の実施、ICT導入に向けた必要機材の購入、カリキュラム改正プロジェクトチームの活動継続、学校評価の外部公表の継続(ホームページや双葉便りなど広報活動の更なる工夫)などがあげられます。
学校評価については、「学校教育法」にて専修学校および各種学校の準用が規定されており、「専修学校における学校評価ガイドライン」において、自己点検・自己評価およびその結果公表について、平成14年に義務化されました。今後も、学校運営評価の考察から、組織的・継続的な改善方策の策定や実施に努めていきたいと考えております。